雇用保険の手続きを済ませよう!(自己都合)

自己都合で会社を退職する場合は、会社都合の場合と雇用保険(失業保健)の手続きが異なりますので注意しましょう。まず退職前に必ず雇用保険被保険者証の有無を確認してください。自分で保管しているか、会社が保管してくれているか、どちらかだと思います。紛失した場合などは、会社の担当者に再交付の手続きを依頼しましょう。次に、離職票の受け取り方法を決めておきます。退職後に受け取ることになります。

離職票と受取ったら、すぐに貴方が住んでいる場所を管轄する公共職業安定所に行くようにします。よく離職票を受け取ってから時間を掛けてしまう方がいますが、できるだけ早く処理をします。公共職業安定所では求職の申し込みをします。申し込みから7日の待機期間が終了したら、指定された日の受給説明会に出席するようになります。そして、求職の申し込みから約4週間後に第1回目の失業認定日が来ます。指定された日時に失業の認定を受けてください。自己都合退職の場合は、ここから更に3ヶ月の給付制限を受けます。退職後すぐに給付を受けられるわけではないので、退職願いを提出する前からこのことを考慮しておきましょう。退職願いの書き方を検索した方へ、ここは注意が必要です。退職後の生活に支障がないように計画を立てます。

その後、第2回目の失業認定日が指定されますので、再び失業認定を受け、認定後約1週間前後で基本手当が貴方の指定する口座に振り込まれます。この後は4週間ごとに失業の認定を受け、給付日数がなくなるまで失業給付を受けることができます。


未払い賃金の立替払い

万が一、自分の勤めていた会社が倒産をしてしまい、賃金の一部の支払いが行われていない場合、一定の要件を満たせば「賃金の支払いの確保等に関する法律」により、国が立替払いをしてくれることがあります。立替払いは退職金も対象となります。立替払いが受けられるのは、未払いとなっている賃金のうち80%相当する額で、さらに年齢により限度額があります。また未払い賃金の請求手続きは、最初の破産申し立てがあった日の6ヶ月前の日から2年以内に会社の所在地を管轄する労働基準監督署に対して、退職した労働者の請求に基づいて行われます。

【立替払いの要件】
■労災保険に1年以上加入している事業所の労働者であること
■次のいぜれかの倒産により退職した労働者であること
・破産の宣告を受けた場合
・特別清算開始の命令を受けた場合
・整理開始の命令を受けた場合
・民事再生手続きの決定があった場合
・会社更生法手続きの開始の決定があった場合
・中小企業事業者が労働者賃金を支払うことができない状態になったものとして、労働基準監督署の認定があった場合
■倒産して6ヶ月前の日から2年以内に退職した労働者であり、支払い賃金があること。

以上。

退職金について

退職金というのは会社を辞める際に誰でも支給されるものではありません。退職金は給料と違って、会社が従業員に対して必ず支払わなければならないものではありません。退職金の支給については、各会社で決めたルールがあり、それに従い支払いがなされます。まずは貴方が勤めている会社の就業規則を確認しましょう。退職金のことが書かれているかどうかをチェックをします。就業規則に書かれていなければ、退職金のことは退職金規定などに別に書かれている場合があります。退職金規定があるかどうか確認してください。退職金規定があれば次の内容を確認して下さい。
■適応範囲
誰に対して支払いがされるか?パートタイマーなど働く形態により支払われない場合があります。
■支給日
退職後何日後に支払いがされるか?支払いが遅れているようであれば催促します。催促しても支払いがされないときは労働基準監督署などに相談をしてみましょう。
■支給額
退職金の計算方法。これは会社により様々です。
■支給要件
一定年数の勤続が要件になる場合があります。(例:勤続3年以上)

退職の挨拶状の例

退職の際、色々とお世話になった取引先など縁のあった方へお知らせとお礼の挨拶文を出します。同じ業界へ転職する人はもちろん、異なる業界へ転職する人も、またどこかでこの縁が役立つかも知れません。ビジネスの世界は人と人の繋がりで成り立っています。在職中にお世話になった方、その後も付き合いを続けたいと思う人に対しては必ず挨拶状を出すようにしましょう。挨拶状の書き方の例を紹介します。

拝啓

 初夏の候、いよいよご健勝のこととお喜び申し上げます。

 さて、この度、私は○年○ヶ月に渡り勤務しました株式会社○○を、平成○年○月○日を持ちまして円満退社いたしました。

 株式会社○○○○在職中は、公私とも一方ならぬご厚情を承り、無事勤務しえましたことは、ひとえに皆々様方のお陰と心から感謝いたしております。

 転職先を含め、今後の身の処し方はまだ決まっておりませんが、何卒倍旧のご指導ご鞭撻を賜わりたくお願い申し上げます。

 失礼とは存じましたが、取り急ぎ書面を持ちまして、ご通知かたがたご挨拶申し上げます。末筆ながら皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。

                           敬具

平成○年○月吉日
                      

パソコンで作成した場合など、手書きで一言添えると親近感が深まり良くなります。

退職時に受け取るモノ

退職時に会社から受け取るモノは、重要な書類などが多いので確実に受け取るようにします。

■雇用保険被保険者離職票-1,2
(失業給付の手続きに必要です。)

■雇用保険被保険者証
(失業給付の手続きに必要です。再就職した場合は再就職先に提出します。)

■源泉徴収票
(確定申告の時に必要です。再就職した場合は再就職先に提出します。年末調整時に必要)

■年金手帳
(国民年金加入時に必要です。再就職した場合は再就職先に提出します。)

■厚生年金基金加入員証
(前職で厚生年金基金に加入している場合は返却してもらうようにしてください)

以上、退職時は慌しいもの、会社を出る前に漏れはないか?再度確認しましょう。

退職のスケジュール

ここでは退職するまでの一般的なスケジュールを抑えておきましょう。

■退社希望日の2ヶ月位前
まず直属の上司に口頭で相談することから始まります。相談したからといって直ぐに退職することは普通できません。自分の都合を告げ、会社側と相談して調整し退職日が決定します。

■退職日の1ヶ月位前
退職日が決まると退職願いを提出することになります。書き方のフォーマットを参考に作成します。退職願いが受理されると、会社が決めた後任者へ、貴方の業務を引き継ぐことになります。このとき自分の業務を整理しマニュアル化すると良いでしょう。引継ぎがスムーズに進みます。

■退職日の2週間位前
退職日の2週間位前には後任者を連れて得意先へ挨拶まわりをします。今までお世話になったお礼をすると共に後任者を紹介します。またこの時期に残務整理として、身の回り、机の中、ロッカーの中を整理します。会社の物と私物を区別し、私物はは持ち帰ります。

■退職日の1週間位前
得意先、お世話になった人への挨拶状の送付手配をします。その他にも会社に渡す書類、もらう書類などの確認も済ませます。

■退職日当日
上司や同僚へしっかりと挨拶します。立つ鳥後を濁さずに退社しましょう。ここから新しい道へのスタートです。頑張れ!
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